2020年の私とFediverseを振り返る

Fediverse (4) Advent Calendar 24日目

皆さんこんにちは.四宮るる (@4nomiya@nemushee.net) です.昨日の「2020年生まれのおすすめMastodonサーバー3選」に引き続きAdvent Calendar用の記事となります.

2020年も残りわずかとなりました.今回は,今年一年の私のFediverse (fedi) 生活について振り返り,
雑多な文章にまとめてみたいと思います.

2020年,fedi生活の中で最も変化したことは,活動の拠点を大規模なMastodonサーバーだけに拘らなくなったということです.2018年から3年ほどfediに住み着いている私ですが,今年の春まではほぼJPだけで活動をしていました.少しは他のサーバーにも顔を出してはいましたが,メインとして活用するということは1度もありませんでした.しかし,夏から秋にかけて様々なインスタンスを試してみて,自分なりの「ベストなfediの住み方」を模索し.今のNemusheeを中心とした生活に至っています.

もちろん,決してJPは居心地の悪いサーバーではありませんでした.そもそも何故これまで大規模サーバーに拘っていたかというと,単純にユーザー数の多さに魅力を感じていたからです.ユーザー数が多いとLTLで様々な方の投稿を見ることができ,興味のあるユーザーを探しやすくなります.また,LTLの流速が比較的早いので,いつでもLTLで盛り上がることができます.

これまでJPのLTLを見てきた中で,最も活発だと感じたのは,1年前の年越しと今年5月末の閉鎖騒動の時でした.1年前の年越しは今でも非常に印象に残っています.別に特別なことをしたというわけではないのですが... 恐らく当時フォロワーのうちの1人であったB氏の存在が大きかったのではないかと思います.(ちなみにこのB氏はやなぎぃ氏の記事「僕がツイッターから逃げた理由」に出てきた方と同一人物です) とにかくこの当時のJPは面白い方が多く,様々なネタトゥで大いに楽しませてもらったものです.

では,何故突然JPから離れたのかというと,最大の理由は5月末の閉鎖騒動にあったのではないかと思います.幸い6月からSujitech, LLC.が運営を引き継ぐ形とはなりましたが,当時は本当にこんなサーバーを引き継ぐところが現れるのかどうか,不透明な部分が多かったので,新たな移住の地を探すことになりました.JPの他にも大規模サーバーはいくつかありますが,どこも自分の投稿スタイルには合わなかっため,今まであまり目を向けていなかった (その前から存在自体は知っていましたが...) 中小規模のMastodonサーバーや,Pleroma,Misskeyといった別のSNSにも足を踏み入れることになりました.

ここで私は今まで完全な勘違いをしていたことに気が付きます.元々SNSのコミュニティの活発さはユーザー数に比例するものだと思っていましたが,少なくともfediではそうではありませんでした.むしろ場所によっては大規模サーバー以上の魅力やコミュニティの活発さがあったのです.そもそもサーバーがどんな規模であれ,ドメインブロックなどをしない限りfediのSNS同士は繋がることができるため,
20万を超える全世界のユーザーとリモートフォロー等を活用し交流することができるのです.

そして,夏にはまちカdon,秋冬にはNemushee,わたドンといった今年できたばかりのサーバーとも出会います.この3サーバーはどれも個性があり面白く,居心地も良いものでした.今ではこの3つのサーバーを中心として活動をしています.LTLの流れには乗りながらも,時には未収載トゥートでリモートのフォロワーの方と交流したり... 個人的には一番落ち着く使い方をしているのではないかと思います.
3サーバーについては昨日の記事で特集しています.そちらもぜひご覧ください.

来年,特に4月以降の次年度はリアルで大切な時期に入るため,fediでの活動は控えめになる予定です.ですが失踪する気は毛頭ありませんので,浮上頻度は下がりますがまったり,今年と同じようにfedi生活を送っているのではないかと思います.そうそう,前にも話したかもしれませんが,実はサーバーを建てる計画もありまして... これも再来年の春あたりとかなり遠い話になるのではないか思います(追記:と思っていましたが数日後に建ててしまいました.bareisyo.ml)

もっと書きたいことは沢山ありますが,遅刻しないためにもこの辺りで締めたいと思います.多分この記事が2020年最後になるのかな...? 嘘でしたらすみません.皆さん良いお年をお迎えください!